酵母 化学特性,用途語,生産方法
定義
本品は、半子のう菌 Hemiascomycetes であり、光合成能がなく、単細胞又は単一の不規則な糸状体で、発芽又は細胞分裂によって増殖するといった特徴を持つ。
解説
菌類の一種で，形状は丸みを帯び，大きさが6～7 μm の真核生物．生活環の大部分が単細胞であり，主として出芽によって増殖する．真核生物のモデルとして，突然変異体を利用した遺伝学的解析に広く用いられている．糖質をアルコールと二酸化炭素にかえる発酵能を有するものが多く，古くから酒，しょう油などの醸造や，パンの製造などに用いられている．ビタミンB群が多く含まれるので，健康食品としても扱われている．酵母の分類には不確かなところもあるが，およそ40属350種類が同定されている(菌類全体の0.8％ 弱に相当する)．Saccharomyces属は古くから発酵醸造に用いられている．通常は出芽によって増えるが，次のような有性生殖を行う場合もある．まず，細胞が接合し，ついで減数分裂を行って4個の子のう胞子をつくる．この過程を利用すると4分子解析が可能で，遺伝学のよい材料となっている．このほか，Schizosaccharomyces pombeのように，出芽ではなく，隔壁を形成して分裂することにより増殖するもの(fission yeast)，カンジダ症を引き起こすCandida属，発酵能を欠くDebaryomyces属など多様な酵母が存在する．
森北出版「化学辞典（第2版）
発酵
イーストともいい、酵母菌類に属する菌。古くは酒のもろみ（諸味）中でアルコール発酵のもと（原因）となったものを酒母(しゅも)とよんだが、明治以後これを広く解釈して醸母(じょうも)とよぶようになった。アルコール発酵の原理が解明され、いつしか酵母というようになった。出芽または分裂によって増殖し，生活環のほとんどを単細胞で過ごす菌類の総称。蛋白質を多く含み，ビタミン，酵素類に富んでいるので，栄養価はきわめて高い。地中，水中，植物体，有機物上などに存在。また発酵に際して，炭酸ガスを発生して，液面に多量の泡(あわ)を立てる性質はパンの製造に利用される。酵母の成分は種類や培養法によって異なるが，タンパク質，ビタミン類に富み栄養価は高い。実用的種類にはビール酵母，清酒酵母，ブドウ酒酵母，パン酵母（イースト），薬用酵母（乾燥酵母）などがある。
化粧品の成分用途
皮膚コンディショニング剤、皮膚保護剤
化学的特性
BAKERS YEAST is cream to brown powder
天然物の起源
Brewer's yeast originates from the beer brewing process.
使用
BAKERS YEAST is a leavening and fermentation agent that is a single-celled plant that can convert sugar to carbon dioxide. It is used as a leavening agent in bread and dough-type mixtures. It provides a y flavor and tender crust. It has slow action as a leavening agent. One pound of active dry replaces approximately 2 lb of fresh yeast. Selected yeast strains are used in wine fermentation.
定義
BAKERS YEAST is a yeast that utilizes fermentable sugar in industrial wastes, such as fruit cannery refuse and sulfite liquor from pulp mills. The dried yeast is high in protein and vitamin content, enabling it to be used for enriching animal feeds. The enzymes present are destroyed during drying. It is now being made by a new process utilizing petroleum-derived ethanol.
一般的な説明
inactivated yeast, dried irrespective of enzyme activity
酵母 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品