サラシミツロウ 化学特性,用途語,生産方法
定義
本品は、ミツバチ Apis mellifera 又は同属動物の巣から得られるろうである。
解説
一般には，脂肪酸と高級一価アルコールの固形エステルをいう．しかし，マッコウ鯨油のように化学的組成からはろうに属するにもかかわらず，常温で液状であるために油というものもあり，また木ろうのようにグリセリドでありながら，外観がろうに似ているのでろうとよぶものもある．エタノール，クロロホルムなどに可溶，水に不溶．ろうは大別すると次のようになる．
"このほかに，石油精製プロセスで分離されるパラフィン分を主体とした石油ろうとよばれるものがある．
森北出版「化学辞典（第2版）
化粧品の成分用途
非水系増粘剤、結合剤、皮膚コンディショニング剤、乳化安定剤、乳化剤、物理的脱毛剤、香料
性質
脂肪酸と高級一価アルコール類とのエステル。ろうはその性状から固体ろう，液体ろう，また出所により動物ろう，植物ろうに区別される。ろうは水に不溶，クロロホルム，熱アルコールに可溶であるが，脂肪よりも加水分解を受けにくく，安定であり，空気中で変質しにくく，細菌にも侵されない。サイジング，ろうそく，医薬，香料原料に用いられる。例として蜜ろう，いぼたろう，鯨ろうなどがある。普通，ろうと呼ばれている木ろうや原油から製造されるパラフィンろう (石ろう) は，成分的にはここでいうろうと異質のもので，前者は融点の高い油脂であり，後者は固体炭化水素である。
化学的特性
White beeswax is produced by bleaching the constituent pigments of yellow beeswax with peroxides, or preferably it is
bleached by sunlight. It has a faint characteristic odor, free from rancidity
物理的性質
It is a yellowish-white solid, somewhat translucent in thin layers. White beeswax is insoluble in water
and sparingly soluble in cold alcohol. Boiling alcohol dissolves cerotic acid and part of the myricin, which are constituents of the wax
使用
beeswax (white) is regular beeswax that has been bleached. unbleached beeswax is yellow.
定義
Wax from the honeycomb of the bee. Beeswax consists largely of myricyl palmitate, cerotic acid and esters, and some high-carbon paraffins.
サラシミツロウ 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品