スルピリン一水和物 化学特性,用途語,生産方法
外観
白色~うすい黄色, 結晶~結晶性粉末
性質
ジピロン(dipyron)ともいう.スルピリン,アンチピリンをニトロソ化し,50% ギ酸中で亜鉛末を加えて還元し,4-ホルミルアミノアンチピリンを得る.これにジメチル硫酸を作用させ,加水分解を行い,4-メチルアミノアンチピリンとし,ヒドロキシメタンスルホン酸ナトリウムを作用させるとスルピリンが得られる.無臭の白色~淡黄色の結晶,または結晶性粉末.苦味を呈する.水またはエタノールに可溶.アミノピリンの注射用として水溶液化の目的でつくられた.解熱作用はアンチピリンの3倍,メルブリンの2倍,アミノピリンと同程度.消炎,鎮痛作用も有する.
溶解性
水に極めて溶けやすく、エタノールにやや溶けにくい。
医薬用
アミノピリン,アンチピリンとともに,ピリン系といわれる鎮痛解熱剤である。スルピリン,白色ないし淡黄色の結晶性粉末で,臭いはない。 1gは水 1ml,エタノール 30mlに溶け,エーテルにほとんど溶けない。中枢性作用で鎮痛,解熱作用を示し,アヘンアルカロイドやバルビツル酸との併用で作用は増強する。抗炎症,抗リウマチ作用はあるが,アスピリンのような尿酸排泄作用はない。解熱作用はアンチピリンの3倍,アミノピリンと同程度である。副作用はアミノピリンやアンチピリンより少く,循環器や腎臓への毒性も弱い。長期投与による顆粒白血球減少症もある。その他,アレルギー反応があり,特にその皮膚・粘膜所見はピリン疹といわれ,よく知られている。ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ
用途
薬理、生理作用研究用。
用途
ピラゾロン系化合物です。プ ロスタグランジン生合成阻害作用を示しま す
用途
ピラゾロン系化合物です。プ
ロスタグランジン生合成阻害作用を示しま
す。
効能
鎮痛薬, 解熱薬
商品名
スルピリン (ニプロ); スルピリン (日医工); メチロン (第一三共)
化学的特性
White or almost white, crystalline powder
使用
antibacterial
一般的な説明
Metamizole sodium is a nonsteroidal anti-inflammatory drug (NSAID). It is widely used as an analgesic and antipyretic agent.
スルピリン一水和物 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品