酸化チタン(IV),ルチル型 化学特性,用途語,生産方法
外観
白色~灰白色, 粉末
溶解性
水, 塩酸, 硝酸に不溶。硫酸, アルカリに可溶。硫酸、アルカリに可溶。硫酸以外の酸、水に不溶。熱硫酸、ふっ化水素酸に極めて溶けにくい。二硫酸カリウムと融解すると可溶性塩となる。
解説
チタニア,TiO2組成の酸化チタン(Ⅳ).鉱物にはルチル(2TiO2,正方),鋭すい石(4TiO2,正方),イタチタン石(8TiO2,斜方)の3種類の同質異像がある.天然には,高温で生成される火成岩,変成岩の副成分鉱物として分布し,ルチルとして存在する場合が多い.人工的には,TiCl4またはTiF4の加熱分解,工業的には,チタン鉄鉱を濃硫酸で溶かし,高温で加水分解,加熱脱水してつくる.融点1855 ℃.ルチルは Fe3+ の含有量が多くなると赤色が濃くなる.人工的には無色透明の結晶が得られ,屈折率が高いので宝石として,チタニアという商品名で知られている.鋭すい石は900 ℃ 以上で,イタチタン石は700 ℃ 以上でルチルに転移する.
用途
高純度金属酸化物。
用途
化粧品、塗料、トナー外添剤、ゴム充填剤、反射防止膜。
酸化チタンは二酸化チタンやチタニアとも称され、通常の酸やアルカリに対して安定な銀白色の固体である。そのため、塗料、インキ、樹脂、紙などの白色顔料、食品や医薬品、化粧品の着色料などとして利用されている。また光触媒など、酸化チタンの特異な性質を活かして、種々の機能化材料として利用されている。
用途
塗料原料、チタン化合物合成原料、印刷インク等の添加剤。
用途
顔料。触媒。
使用上の注意
純度は金属ベースで差数法によって算出したもので、重量又は容量分析等の化学的方法によるものではありません。使用目的により、正確な含量が必要な場合は、それらの方法によって測定する必要があります。
化学的特性
white powder(s) or 99.9% pure gold sintered tablets; tetr, a = 0.533 nm, c =0.6645 nm; thermally stable form of TiO2; hardness 7–7.5 Mohs; dielectric constant 114; used as a white pigment in paints, paper, rubber, etc., as an opacifying agent, and with 99.99% and 99.9% purity as a sputtering target to prepare high index films, and multilayer interference filters [HAW93] [MER06] [CER91] [KIR83]
使用
UVA absorber (intended for use as
a topical sunscreen).
定義
Rutile: A naturally occurring
reddish-brown form of titanium(IV) oxide,
TiO
4. It is an ore of titanium and is also
used in making ceramics. Some clear varieties of rutile are used as a semiprecious
gemstone.
参考文献
D.T. Cromer, K. Herrington, J. Am. Chem. Soc., 77, 4708 (1955), DOI: 10.1021/ja01623a004.
酸化チタン(IV),ルチル型 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品