ゴム糊 化学特性,用途語,生産方法
解説
〘名〙 糊の一種。加硫のゴムをベンゼン、トルエン、アセトンなどで溶かしてつくる、透明または半透明の糊。アラビア糊はアラビアゴムを水に溶かしたもの。※学生時代(1918)〈久米正雄〉艷書「ゴム糊で、再び封をしなほした山口は」
精選版 日本国語大辞典 精選版
用途
ゴム糊は,ゴム系接着剤の一種。未加硫ゴム (生ゴム) に増粘剤,加硫剤や促進剤,充填剤などを添加したものを溶剤に溶解した溶液または分散物。6割程度に濃縮したゴムラテックス (→ラテックス ) に増粘剤,加硫剤,充填剤などを添加した配合ラテックスを用いたものもある。おもにゴム加工時の接着剤として利用されるほか,紙,木材,皮革,金属などの接着や感圧性粘着テープの接着剤として利用される。
ゴム糊 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品