ポリ(けい皮酸ビニル) 化学特性,用途語,生産方法
解説
ケイ皮酸ビニルの重合体.一般に,ケイ皮酸ビニルを重合させると,ケイ皮酸の二重結合位置での重合が起こり,ビニル基のみを開いた線状重合体が得られない.したがって,まずポリ(ビニルアルコール)を合成し,これにケイ皮酸基を結合させる方法をとるのが普通である.光によってケイ皮酸基内の炭素-炭素二重結合の位置で付加および環化反応を起こして架橋するために,溶剤に不溶となる.
"この光による反応を利用して,感光性樹脂として広く写真製版,印刷,複写などのほか,金属やセラミックスの表面加工,精密加工などにも用いられている.[CAS 9050-06-0]
森北出版「化学辞典(第2版)
化学的特性
white to light yellow powder
ポリ(けい皮酸ビニル) 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品