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化学名: | グラミシジン | 英語化学名: | GRAMICIDIN | 别名: | Gramicidin/CH63857;Gramicidin >95%;gramicidin from bacillus brevis;Einecs 215-738-0;Gramicidin dubos;Gramicidina d;GRAMACIDIN D;GRAMICIDIN | CAS番号: | 1393-88-0 | 分子式: | | 分子量: | 0 | EINECS: | 215-738-0 | カテゴリ情報: | antibiotic | Mol File: | Mol File | |
| グラミシジン Usage And Synthesis |
定義 | 細菌 Bacillus brevisから得られる抗生物質。この細菌から R. J.デュボスは,初期の抗生物質としてチロトリシンを得た (1939) が,それは2成分の混合物で,その一方がグラミシジン,他方はチロシジンであった。グラミシジンの名は,グラム陽性菌を殺すことから名づけられた。D型アミノ酸も含む鎖状ポリペプチドで,これ自身もA,B,Cなど数種の混合物である。次いでソ連の G. F.ガウゼらは,同じ細菌から別の環状ポリペプチドを得て,グラミシジンSと命名。両者ともに,ヒトあるいは家畜の皮膚感染などに適用されることがある。 | 解説 | 種々の枯草菌Bacillus brevisの培養液から得られるポリペプチド抗生物質の混合物で,鎖状構造をもつグラミシジンと,環状構造をもつチロシジンとに分けられる."グラミシジンにはA,B,Cが知られており,D-体とL-体のアミノ酸が交互に15個ペプチド結合している.1位のアミノ酸がバリンのものとイソロイシンのものとがあるが,たとえばVal-グラミシジンAはC99H140N20O17(1882.32).融点はA混合物228 ℃,B混合物259 ℃.これらはイオノホア抗生物質として,細胞膜のイオン透過に作用し,グラム陽性菌に有効で,主として局所用に用いられる.[CAS 1405-97-6][CAS 11029-61-1:A][CAS 9062-60-6:B][CAS 9062-61-7:C] 森北出版「化学辞典(第2版) |
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