クロチアゼパム 化学特性,用途語,生産方法
外観
白色~わずかにうすい黄色, 結晶性粉末~粉末
溶解性
エタノールに溶ける。クロロホルムに極めて溶けやすく、メタノール、エタノール、アセトン、氷酢酸又は酢酸エチルに溶けやすく、エーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
用途
薬理・生理作用研究用。
用途
ベンゾジアゼピン系化合物で す。GABA受容体に作用し、中枢神経抑制作 用を示します。作用時間は、短時間型とされ ています。
用途
ベンゾジアゼピン系化合物で
す。GABA 受容体に作用し、中枢神経抑制作
用を示します。作用時間は、短時間型とされ
ています。
効能
抗不安薬, 催眠鎮静薬
商品名
リーゼ (田辺三菱製薬)
確認試験
(1) 本品0.01gを硫酸3mLに溶かし,この液に紫外線(主波
長365nm)を照射するとき,淡黄色の蛍光を発する.
(2) 本品の0.1mol/L塩酸試液溶液(1→100000)につき,紫
外可視吸光度測定法〈2.24〉により吸収スペクトルを測定し,
本品のスペクトルと本品の参照スペクトルを比較するとき,
両者のスペクトルは同一波長のところに同様の強度の吸収を
認める.
(3) 本品0.01gをとり,薄めた過酸化水素(30)(1→5)10mL
を吸収液とし,酸素フラスコ燃焼法〈1.06〉により操作し,
検液を調製する.装置のAの上部に少量の水を入れ,注意し
てCをとり,メタノール15mLでC,B及びAの内壁を洗い込
み,ここで得た液を試験液とする.試験液15mLに,希硝酸
0.5mLを加えた液は塩化物の定性反応(2)〈1.09〉を呈する.
また,残りの試験液は硫酸塩の定性反応(1)〈1.09〉を呈する.
定量法
本品を乾燥し,その約0.5gを精密に量り,酢酸
(100)80mLに溶かし,0.1mol/L過塩素酸で滴定〈2.50〉する
(電位差滴定法).同様の方法で空試験を行い,補正する.
0.1mol/L過塩素酸1mL=31.88mg C
16H
15ClN
2OS
純度試験
(1) 溶状 本品1.0gをエタノール(95)10mLに溶かすとき,
液は澄明で,その色は次の比較液より濃くない.
比較液:色の比較液C 5mLをとり,0.01mol/L塩酸試液を
加えて10mLとする.
(2) 塩化物〈1.03〉 本品1.0gに水50mLを加え,30分間振
り混ぜた後,ろ過する.ろ液30mLに希硝酸6mL及び水を加
えて50mLとする.これを検液とし,試験を行う.比較液に
は0.01mol/L塩酸0.25mLを加える(0.015%以下).
(3) 重金属〈1.07〉 本品2.0gをとり,第4法により操作し,
試験を行う.比較液には鉛標準液2.0mLを加える(10ppm以
下).
(4) ヒ素〈1.11〉 本品1.0gをとり,第3法により検液を調
製し,試験を行う(2ppm以下).
(5) 類縁物質 本品0.25gをアセトン10mLに溶かし,試
料溶液とする.この液1mLを正確に量り,アセトンを加え
て正確に20mLとする.この液2mLを正確に量り,アセトン
を加えて正確に50mLとし,標準溶液とする.これらの液に
つき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.
試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー
用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポッ
トする.次にクロロホルム/アセトン混液(5:1)を展開溶媒
として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これに紫外
線(主波長254nm)を照射するとき,試料溶液から得た主スポ
ット以外のスポットは,標準溶液から得たスポットより濃く
ない.
貯法
保存条件 遮光して保存する.
容器 気密容器.
乾燥減量
0.5%以下(1g,80℃,3時間).
強熱残分
0.1%以下(1g).
化学的特性
Off-White Solid
使用
A thienodiazepine derivative that possesses anxiolytic, skeletal muscle relaxant anticonvulsant, sedative properties as well as contributing to siginificant increase stage 2 NREM sleep. It binds to be
nzodiazepine site of the GABAA receptor where it acts as a full agonist resulting in enhanced GABA inhibitory effect at the GABAA receptor.
Controlled Substance.
クロチアゼパム 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品